《本体レビュー》カフェレオ抱き枕本体レビュー

格安で抱き枕用として多くのショップで扱われているカフェレオ抱き枕ボディ。サイズも他のメーカー製に比べて豊富というのも特徴です。

側生地:綿、中綿:綿
サイズ:
・120×45cm
・140×45cm
・140×60cm
・150×45cm
・150×50cm
・155×50cm
・160×45cm
・160×50cm

小型の物から現状スタンダードな物まで、サイズの種類はかなり豊富です。

価格も一般ショップ売りで¥4,200~4,725、直販ショップでは¥3,360~3,780とリーズナブルといえばリーズナブルかもしれません。(※今となってはこれより安い本体は多数存在します。例:クッションアラカルト等)

ただ、その安さには秘密があるわけで…品質もお世辞にも良い物とは言えません。


※以下、愚痴の成分が非常に多いので注意。

購入時の包装状態は圧縮三つ折り(本体をそのまま圧縮してそれを三つ折り)にした状態。
(この圧縮状態だと復元したときにくびれが出来にくいのでこの形態を好む方が多いです。)
※製品によってはロール状に丸められた状態で梱包されている物もあります。

そして、封を切って復元させると…あまり膨らみません。
(普通はぶおっという擬音が似合うぐらいすぐに膨らみます。)

良質の抱き枕本体の場合は開封後数分で完全に膨らんだ状態に戻りますが、カフェレオの場合は少し膨らみますが、それ以上は全く膨らむ気配は無いので左右から叩くなりして中綿をもみほぐす必要があります。(両側から中綿を掴んで無理矢理広げようとすると中綿がぼこぼこになり安いので注意。後の抱き心地がかなり悪くなります。)

カフェレオの場合、1時間放置でも殆ど変わらず、丸一日おいても若干ふくれたかなぐらいです。厚さは5~10cmぐらい…(2~3ヶ月放置で15cmぐらいかな…その間扱いはかなり雑ですがかなり揉まれた感じ。あと中綿と側生地の間もかなり空いた感じ)
※普通は幅にもよりますが15~20cmぐらいにはすぐに膨らみます。

普通、抱き枕本体を買ったらすぐに使いたいと思いますが、カフェレオの場合に限っては膨らむまでにかなり時間がかかります。(完全に膨らんだ状態でもあまり満足の出来る状態ではありませんが…)

良質の抱き枕本体の場合だとそのままの状態でも抱きつきたくなるようなフワフワ感がありますが、カフェレオの場合は直接抱きたいとはとうてい思えません。

生地は綿100%、しかもかなり硬めです。触った感じはなんかザラザラです。生地表面は埃が付きやすく、取れづらいので注意。生地は厚くゴワゴワで揉むとゴワゴワと音がするような感じです。

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左は平たく張った状態、右は若干曲げた状態。

見ての通りシワが非常に出来やすく、一度ついたシワはまず消えません。
(圧縮時に付いたシワは一生残ります)

生地がかなり固いのでカバーをセットした状態だとこのシワがそのまま表地にまでひびきます。

カバー側の生地が柔らかい場合、かなり中の生地のゴワゴワ感が伝わり、厚い場合でも少し押さえるだけで中のゴワゴワ感が伝わります。(…結局どっちでも伝わってしまいます。)

カバーをセットするときは、生地が硬くて膨らみが弱いので入れやすいのですが、抱き心地は最悪です。

抱いた感じはかなりゴワゴワでカバー側がいくら柔らかい生地であろうとも、それらを完全に無視して中生地のゴワゴワ感が伝わってしまって最悪です。(かなり分厚い生地か、いっそかなり硬い生地なら合うのかもしれません)

これしか知らない人はかなり可哀相です。
いや、これが抱き枕の抱き心地と思われるのもかなり問題です。
本来の抱き枕はもっと抱き心地が良くて気持ちいいものなです。

もっと良質な抱き枕本体をもっとリーズナブルな値段で販売してくれることを切に願います。

補足…
側生地が綿100%でももっと良質な抱き枕本体も存在します。

例:「オレと彼女は主従なカンケイ」の抱き枕カバーとセットで販売された抱き枕本体…側生地:綿100%、中綿:シリコン綿、サイズ:160x45cm、製造元:A&J、価格:¥5,250。
A&J製の抱き枕本体というのもかなり珍しいのですが、生地も綿ながらそれなりに上質で、触った感じはさらさらで伸縮性こそありませんが、かなり柔らかいです。
側生地の滑りは悪いのでカバーのセットにはかなり苦労させられますが、一度入れてしまえばカバーがずれることは無いのでかなり扱いやすいです。

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