大台湾帝国よりC81にて頒布された羽瀬川小鳩抱き枕カバーのレビューです。
補足1/4:大台湾帝国の発表より、とらのあな受付分も全てA&J製へ変更されるようです。
また、今回先行頒布された分に関しても交換対応を検討しているようです。
補足2/2:C81頒布分の交換受付が開始されました。尚、受付期間が2/15(水)迄と非常に短いので注意。
事前の情報は全くなく、たまたまNEKO WORKs(3日目 東シ01a)の状況を確認するために立ち寄った所そちらは既に頒布終了していて、同スペースでは隣接サークルである萌少女領域(3日目 東シ01b)の頒布物が並べられていました。
その中に今回入手した小鳩の他に星奈と夜空の抱き枕も頒布されていました。
※萌少女領域は頒布されていた星奈/夜空/小鳩抱き枕の絵師である丁未さんが所属するサークルでもあります。
※大台湾帝国側での頒布情報は無く、萌少女領域側の頒布情報でもマウスパッドの委託頒布しか掲載されてません。(こちらも大台湾帝国のマウスパッド2種でした)
包装はPP袋に入った状態で、取説(品質表示等)は何も入っていませんでした。
中敷きは堅めのボール紙で角処理はされてないものが2枚(上写真で見えてる以外にもう1枚ありました)入ってました。
実測サイズは165×50cmと縦が仕様より少し長め、ファスナーはKBB製のコンシールタイプで開口部は37cmと狭めでした。重さは312gでこちらはよくある2WTよりは軽めでした。
生地は上下左右に伸縮性があり、質感は少ししっとり感がありますが、どちらかというとサラサラふわふわとした感触。表面のテカリとかはありません。
イラスト自体に関しては、線の太さも程よくきっちりクリーンナップされていて、塗りも綺麗に仕上がっているので少し引いてみる分には全然綺麗です。
解像度的にも十分問題無さそうな感じなのでもっとくっきり印刷できるA&J製等であればもっと綺麗に見えるかと思われます。
気になるとすれば、頭身低めのキャラの為か頭上が広く空いてしまっているのが少し気になりました。(実測で13~15cm)
生地の質感は悪くないのですが、印刷についてはBONCool受注のA&J製はもとより当初予定されていたセーレン製のものよりもかなり落ちる印象です。印刷の粒子感がかなり強く感じられ、肌色の部分も結構粒々感が出ているのは少し惜しいです。
製造元は確認したところ台湾の業者で行っているようです。少し前の緊急告知にて発表されている通り当初予定のセーレンでの製造が出来なくなったために急遽採用された業者のようです。
※台湾の場合、生地の用意から印刷縫製包装まで一貫してやってくれるところは無いようで、それぞれ台湾の別の業者にて行われていると思われます。
※虎委託分も同じ生地及び印刷所にて生産予定のようです(当日確認しました)
※BON Coolにて委託受注受付している分は当初の予定通りA&Jにて生産されるようです。
あと、印刷以外の問題点としては、縫製がイマイチなのと包装時に混入したゴミや汚れがかなり気になりました。
縫製は表から見てもかなりヨレヨレで、裏返してみると縫いがよくあるかがり縫いではなく(直線)ストレッチ縫いとかなり単純で、一応伸縮には対応出来てはいるものの強度的にはかなり弱い縫いになっています。また、縫いもまっすぐではなくかなり不慣れな業者が行ったのではないかと思われる状態です。
ゴミ等の混入については国内生産ではまずあり得ない事なのですが、上でも少し書いたとおり一貫処理では無い都合依頼者自身が手配する為、その課程での扱いに十分注意をはらっていないといけないわけですが、どこかの行程で汚れやゴミが付着してしまったようです。
糸くずの混入は縫製工程で混入してしまう可能性はままあり得るのですが、それでも本来使われていないはずの色の糸が混入してるのはちょっと…
※髪の毛の混入は写真のもの以外にも開封前状態でも複数確認できました。また、汚れ等もあちこちに付着している状態なので、開封後使用される前に一度洗濯されることをオススメします。
変更の告知では、元(セーレン製パールロイカ)と同じレベルの生地と書かれてましたが、実際は生地は良いのですがそれ以外はかなり問題がある状態なので、出来れば量産される前に再考して頂けると有り難いです。