《抱き枕レビュー》[サーパラ/東方波天宮]地霊殿の姉妹抱き枕カバー

昨日(6/25)、サーパラにて予約受付されていた地霊殿の姉妹抱き枕カバーが届きました。
発送自体は週頭ぐらいにされてたのですが、着日が発売日に指定されていたため、発売日である昨日届きました。

当初はサイズも小さく両面とも一般向け仕様という事もあり購入予定では無かったのですが、〆切日もだいぶ前に過ぎていたのですが、また受付けていたのと新素材KIRAを先に試してみたくなった事もあり入手してみました。
梱包状態 開梱状態
梱包は薄平たい段ボール箱(31×19×6cm)で中は梱包材などはなく、2つ折り状態で納品書とショップオマケ(クリアファイル)と共にh入ってました。
包装状態(表) 包装状態(裏)
クリアファイルは特に商品と関係のないショップオリジナルの景品です。
品物とクリアファイルと納品書 重さ
カバーの方は実測サイズ146×46cmと、仕様サイズより若干大きめとなってました。ファスナーはJK製で開口部は38cm(82%)、重さは289gでした。
生地の組成はナイロン80% ポリウレタン20%で、以前のナイロンスパン(ナイロン81% ポリウレタン19%)とほぼ同じ組成です。

サイズが仕様より若干大きいのはいつものセーレン品質と言ったところでしょうか。ファスナーの開口部は幅45cmに対してはこの程度かもしれませんが、もう少し広くても良かったかも。
重さはサイズが小さいので他の2WTモノとは単純に比較は出来ませんが、サイズ比率で計算するとほぼ同じか若干軽めな感じです。(160×50cmに単純計算すると344g前後)

今回、新素材KIRAという事で生地も以前とは違うモノかと思ったのですが、触ってみた感じは以前のナイロンスパンと全く同じ印象でした。
触ってみた感じはザラザラに近いサラサラですが、以前のような印刷部分のザラザラ感は皆無でした。ここら辺は印刷の粒子が細かくなったことにも関係しているのでしょうか?
それでも、現行のライクラやロイカ生地のようなソフトな感じは無くて硬い印象です。

※以前の生地でも最初は硬い感じだったのが、長期間つかっていると段々と肌触りがソフトな感じに変わっていきます。(出来れば最初からソフトな感じの状態にして欲しかったのですが…)

印刷自体はかなり良くなっており、以前のガサガサな印刷ではなく今風のかなりシャープな印刷になってました。印刷の解像度もそれなりに高くなっているようです。

ただ、細部を見ると、現行のAJ2WTやセーレンロイカ(パールロイカ)と比べると見劣りがする感じで、特にグラデーション部分の表現が汚いです。印刷解像度はかなり上がっているのですが、それでも現行の2WT並までは達してないようで、粒子感がまだ残って見えます。
顔アップ グラデーション部分アップ
色の濃い部分から薄い部分にかけてのグラデーションでかなりザラザラな印刷具合になってます。今回、元絵の色合いが濃かったので、その分こういった部分がよく目立ちます。

他にもグラデーションの中間調で色の変な部分があり、ここら辺は調整次第な感じですが、以前のサンペイク生地の初期の頃のような不安定感があります。
ファスナー部分 縫製部分
ファスナー及び縫製部分に関しては以前のままのようです。(可もなく不可もなくといった感じ)

新素材と謳われてますが、既存のロイカやパールロイカに代わる素材という位置づけではなく、あくまで以前のナイロンスパンの新印刷方式といった感じです。(※ロイカの上位版と考えていると失敗します)
ただ、生地自体は起毛分が殆ど無いのでキズも付きづらくかなり丈夫で、多分長持ちすると思われます。
(生地がサラサラなので夏場に使うには丁度良いかも?)

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投稿者 by 羅魅亞★ on 2011年6月26日 am2:47 | 抱き枕レビュー

《本体レビュー》[A&J]フィールスムース抱き枕本体

昨日(6/23)、あみあみにて販売されていたA&J製フィールスムース抱き枕本体が届きました。
この本体…A&J公式サイトでは未発表のかなり謎な存在でしたが、一応A&J製らしいです。
(※この前訪問した東京支店の方に聞いても知らないと言われたし…かなり謎だったのですが…)

当初様子見のつもりで予約はしていなかったのですが、たまたま入荷しいたのを見かけたので注文してみました。 (予約自体かなり短期間で〆切られた状態でしたが、今回はかなり運が良かったのでしょう…^^;)

●納品状態
梱包は無地の段ボール箱(60×43×19cm)で、以前A&J直販を購入した時の物と比べると若干大きさは異なるようです。
梱包状態 開梱状態&納品書
中身はいつも通り、本体をそのまま圧縮した状態の物が三つ折り状態で入ってました。
三つ折り圧縮状態 取説(品質表示)&商品名
取説(品質表示)もいつも通り圧縮袋に貼り付けられた状態です。記載内容自体は従来の物とほぼ同じですが、注意事項が若干追加されてるようです。
尚、従来のスムース本体(DHS1000)ライクラ本体(DHR4000)にはあった抗菌防臭剤セベリスは今回は使用されてないようで、セベリスの表示はありませんでした。

●開封
圧縮袋の端を切って開封するとすぐに膨らみ始めましたが、DHS1000やDHR4000の様にすぐにパンパンな状態まで膨らまず、少し膨らんだ程度で戻りは止まったようです。(厚さ15cm程度)
その後は取説にあるとおりタテヨコにパンパンと数度叩くと更に膨らみが進むようです。
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投稿者 by 羅魅亞★ on 2011年6月24日 am5:11 | 抱き枕レビュー

《抱き枕レビュー》[煉瓦社]「Metronome」音々花ちゃんちょっとエッチな抱き枕カバー

昨日(6/22)、煉瓦社より「Metronome」音々花ちゃんちょっとエッチな抱き枕セットが届きました。
こちらはMetronome画集の直販特典のセットモノとして製作されてますが、例によって枕er的には画集の方がオマケですw

画集の本来の発売日は6/23ですが、直販では1日早く届いた形となります。尚、受付は一旦6/19で〆切られましたが、現在は受付再開しているようです。
梱包状態 開梱状態
梱包は画集サイズの無地の段ボール箱(28×28×5.5cm)に収められており、中にはPP包装のみの抱き枕カバーと緩衝材にくるまれた画集が入ってました。(抱き枕の方が高価なのに画集の方が厳重とは…)
包装状態(表)&緩衝材にくるまれた画集(表) 抱き枕包装状態(裏)&画集(裏)
抱き枕の方は、品質表示等の取説は入っておらず、縫い付けタグも無いので生地の組成などは不明です。
中敷き 重さ
中敷きは角の落とされてないボール紙で、傷は付いてませんが、痕はしっかり残っているようです。

生地自体は縦横に伸縮する素材で、薄くサラッ(ザラッ?)とした感触です。実測サイズは155×48cm…。元々サイズは公表されてませんでしたが、標準的なサイズ(160×50cm)とは異なるのでちょっと残念です。
また、ファスナーはKOC製でコンシールタイプ(海外製に多く見られるタイプ)で、開口部は40cmと少し狭めです。重さは303g、生地の薄さからもよくある2WT生地のものよりは軽めになってます。
ファスナー部分 ファスナー内側末端部分
また、ファスナーの末端部分にストッパーとなる物は付いてないです。

生地の感触としては萌神社の旧2WT(現行の東レ2WTとは別)に近い感じですが、重さは更に軽く薄い印象です。
公式サイト上の説明では「スーパースクルコット(2WAYトリコット進化版)」と記載されてますが、劣化版の間違いでしょう。質感は劣ってますし、色合いもかなりくすんでいて発色がかなり悪いです。(他の中国製でも似たような状態のモノがありますが、生地(or漂白剤)とインクの相性が悪いのか、昇華の度合いが弱いのか…何れにしても技術的な部分が劣っているようです。)

全体の色合いはサンプル画像よりだいぶ薄く、印刷の粒子もかなり粗めで、明るい色(肌色等)の部分での中間調が粗く印刷のドットがよく見えます。(粗さはショップ特典物と大差ない) ただそれでも、色や粗さを除いた印刷そのものに関しては悪くないです。(色ムラやインク跳ね等は殆ど無い)
顔部分アップ 全体
キャラ自体はかなり細身なのですが、頭上が結構(13cm程)空いてますし両サイドも余裕があるのでもう少し大きくされても良いのではないかと思います。
あと、画像自体の解像度はあまり高くないのか主線がシャープな分、ジャギーがよく目立ちます。
それでも、主線自体はかなり綺麗で塗りも本来の色合いが再現できていればもっと良かったと思うので、やはり生地と発色が残念すぎるのが勿体ないです。(尚、局部露出はありませんが、半見え部分でのモザ等はありませんでした。)

Photoレビューについては後日追記予定。

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投稿者 by 羅魅亞★ on 2011年6月23日 am2:20 | 抱き枕レビュー

《レポート》A&J東京支店訪問レポート

前回のA&J京都本社に引き続いて今回はA&J東京支店の方を訪問してまいりました。
今回の訪問は以前から何度か誘いを受けていた事に加えて、少し前に販売された抱き枕の不良交換もあったので、その件も併せて行ってきました。

●場所
今回訪問した東京支店は最近移転してきたこともあり真新しいオフィスといった印象でした。
A&J東京支店入り口
場所は秋葉原駅の隣、浅草橋駅からほど近くオフィスビルが建ち並ぶ中にあるビルの一室。こちらは京都本社とは違い印刷工場等はなく事務スペースと商談スペースのみの純然なオフィスといった印象です。
(上の写真で正面横の扉がある一室は商談スペース、左側には事務スペースでこちらは施錠されているで入ることは出来ません。)
(※細かい業務内容については聞いてなかったのでよく判りません^^;;)

※不良交換の件については既に別記事にて書きましたのでそちらを参照下さい。

以下、今回の訪問で聞けたことについて箇条書きにしてみました。

●縫製工場
A&Jの場合は印刷が京都にある本社もみで行われている都合、縫製工場もその周辺(関西圏)に集中しています。
なので、一部で心配されてる震災の影響については殆ど無かったようです。
(その代わり、発注する側が震災の影響等で入稿が遅れたり発注時期を遅らせたりした結果、生産が短期間に集中したために今回は通常の工場では手一杯になってしまい、予備の工場も使う事になったようです。)

それに対して関東圏に印刷所を持つ業者の場合は、関東から東北にかけての縫製工場を使っている場合が多く今回の震災の影響をもろに受けている所も多いようです。
(一部でかなり納期遅れが発生している所もあるようです。)

●生地
A&Jで採用している生地はもちろんライクラですが、ライクラはインビスタ社の登録商標でありその名前を掲げるには許可が必要で、更に商品名に東レライクラ改という名称を付けるに当たり東レにも正規に許可を頂いて販売されています。
最近では他業者でもライクラ生地が採用されるとこも多くなり、そちらでも似たような名称を付けて生産されることも多くなりましたが、同じライクラという名称が付いていても全く異なる生地となっています。
(それでも最近はかなり近い肌触りの生地も出てきていますが…)

A&Jが扱う2WT生地は公式サイト上でも説明されている通り独自で開発された物であり、他で流通している物とは全く異なります。(※他社で採用されてる生地は他用途用に生産された生地を使っている例が多いようです。)
(ライクラ生地自体は女性肌着用の高級な物から腹巻き用なものまでそれぞれの用途毎に様々な種類が存在し、一概にライクラといっても同じではないです。)
(A&Jがライクラと表記しているから他業者もライクラを表記するようになったとも…)

ちなみに、縫製も含めてA&Jの抱き枕に関しては女性用肌着で使われる技術が多く取り込まれているようです。

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投稿者 by 羅魅亞★ on 2011年5月27日 am1:14 | 雑記

《抱き枕レビュー》[クロシェット]「あまつみそらに!」清澄芹夏ピンピン抱き枕カバー

クロシェットより、ドリパ東京2011春にて販売された「あまつみそらに!」清澄芹夏ピンピン抱き枕カバーのレビューです。
※5/8:後半に問合せ結果を追記しました。
※5/22:後半に交換結果と2ページ目にPhotoレビューを追記しました。

販売自体はドリパ会場と共に秋葉原ソフマップでも併売されていたようで、ドリパの販売が終わった後も継続して販売されていて、結局5/5の昼頃まで在庫がある状況だったようです。
今回はドリパの方で購入しましたが、列に並んだはイイものの進みがかなり遅く、列の長さ自体はさほどでもなかったのに結局買えたのは販売開始から40分経ったあたりで、その後間もなくして品切となったようです。
それでも秋葉原ではまだまだ在庫がある状況だったようで、そのまま秋葉原へ走った方もいたようです。
包装状態(表) 包装状態(裏)
生地はいつも通りA&J製で縦横に良く伸びて肌触りの良いAJ2wayトリコット、実測サイズは159×50cmでファスナーはYKK製、開口部は46cm(92%)で重さは360gありました。A&Jのいつも通りの仕様です。
中敷き&品質表示 重さ
イラストはいつも通りかなり綺麗で、細部まで手を抜かれることなく綺麗に描かれてます。
乳は…今までのと比べるとかなり貧乳ですが、全くないわけでなく寄せて上げれば…。イラストでもそうしてますしw

生地及び印刷に関しては今までのA&J品質のままかなり良い仕上がりになってるのですが、縫製に関してはかなり難アリな状況に…
縫製部分の乱れ スカート部分の引掻きキズ
左の写真の上はMADOMAGI抱き枕、下が今回のピンピン抱き枕の縫製部分。どちらもA&J製なはずなのにここまで縫製の違いが…。というより明らかにミスしてる様子ですし。
あと縁の縢り縫い部分に関してはほぼ全周でこのような状態で、これは表(印刷面)側にも影響していて、平らにのばしても端の部分が寄れた感じになってしまいます。

また縫いとは別に生地の中央部分には引っ掻き傷が多数見つかりました。幸い肌色部分には殆ど見つかりませんでしたが、端に近いほとキズは多く、長いものでは10cmに達するものまで…(汗

今回はイベント販売という事もありかなり大量に生産されたかと思われますが、ここまで差があるのはちょっと頂けませんね。

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