《本体レビュー》[A&J]セベリススムースニット抱き枕本体(DHS1000)

A&Jより、サイトリニューアル後に新たに発売された側生地がセベリススムースニットの抱き枕本体が本日到着しました。
同本体のレポートは既ににゅーまくらどっとこむ(旧抱き枕総合研究所)でもされてますが、そこでレポートされた内容より新たな発見があったのでここでレビューします。あと問題点も幾つか見えてきたので後半も御参照下さい。

まず梱包用体から…

総研では先行提供のため少し大きめの箱でしたが、今回届いた箱は圧縮されて三つ折りにされた本体がぴったり入る大きさの無地の段ボール箱でした。(外寸:56×54×16cm)
ちなみに伝票の品名欄には「雑貨」と書かれてました。


中は圧縮された状態の本体が三つ折り状態で入ってました。この状態で厚さは1cm前後(多少波打ってるので見た感じもっと厚めですが、触った感じではかなり薄く圧縮されてます)

品質表示は圧縮袋の上に貼り付けられてました。

抱き枕本体(約160cm×50cm)タイプ、側地 ポリエステル 100%、詰め物 ポリエステル 100%。抗菌防臭素材セベリス使用。
本体の方にはそれらしいタグはどこにも付いてませんね。
実測重量は約2.8kgで結構ありますね。(P80製ふにプニ160×50cm中綿2割増量よりも重たい感じで、すこしずっしり来ます。まちキャラ プレミアム本体と比べるとまだまだ軽い方ですが…)


実際の本体はこんな感じ(部屋が狭くて全体像を撮せなくて申し訳ない)

至って見た目普通の抱き枕本体です。


開封した直後でも既に厚さ25cmほどになりました。(それ以降殆ど厚さ変わらず)
写真ではメジャーを添えてみましたが、接近して撮影してるので狭く写ってますが実際はもっと厚いです。

そして何故かファスナー…

抱き枕本体のはずなのに、何故かファスナーが付いてます。ファスナー開口部幅は約18cmでかなり狭めですが、綿を入れるだけの所なのでこの程度で問題ないです。側生地自体はファスナー周りも含めて普通のスムースニット抱き枕カバーと同じ構造のようです。エレメント自体は隠れる構造になってますが、引き手部分を隠す構造にはなってないので、カバーをセットしたときにカバー側が傷まないか少し心配です。(通常はカバーのファスナー側に本体のファスナー側を合わせてセットするので殆ど問題にはならないとは思いますが…)


開くと当然ながら直接中綿を見ることが出来ます。中綿はかなり多めに詰まってるので更なる増量は必要なさそうですが、使ってててへたって来た時などに自前で増量するには便利そうです。また、中綿が多すぎると感じたときは減量する事も可能です。


柔らかさはスムースニット生地なのである程度柔らかいのですが、ツーウェイトリコット生地のような伸縮性までは無いのと、中綿が結構詰まってるので抱いたときの感触は少し硬めの印象です。
(直接自分の手でつまんだ写真も撮ってみたのですが…かなり見苦しかったので勘弁^^;;)

生地がスムースニットで中綿がシリコン綿混合とかなり柔軟性のある本体で、P80製のふにプニの次にオススメ出来る本体と思われます。
また、カバーの方もふにプニ同様どんな生地のカバーでも合いそうですが、やはりスムースニット生地のカバーとの組み合わせがベストマッチのような気がします。
ツーウェイトリコット生地と組み合わせると若干2WT生地の持つ柔軟性が損なわれるのでベストマッチとは行きませんね。

問題点
実際にスムースニット抱き枕カバーに入れてみましたが、中綿の量が多めなのと生地の滑りが悪いのでかなり入れるのに苦労しますね。完全に入れてしまえばカバーと本体の滑りはほぼ無いので生地がずれるような不快感は全く無いと思います。(ツーウェイトリコット生地のカバーならばもう少し楽なのかもしれません。)

あと、キャラハイでは150×50cmのカバーにも対応可能とありますが、実際にそのサイズのスムースニットカバーに入れてみたところ本体側がかなり余ってファスナーを閉じるのにかなり苦労します。 中綿が詰まりすぎてるのでファスナー部分がかなり押し広げられて伸縮性の少ないスムースニットの場合には特に入れづらいです。

他に感じた点としては、生地が滑らないが故に伸縮生地が伸びてしまう可能性が高いので要注意です。均一に出来れば問題ないのですが、片寄った状態でセットしてしまった場合、部分的に伸びてしまう可能性があるので注意。また、カバーをセットする時や外すときに無理に引っ張ってしまうとカバーを痛めてしまう可能性もあるので要注意です。

もう一つ、中綿が結構詰まっていて本体が少し硬めになってるせいで、ファスナーが狭いカバーだとかなり入れづらいです。少し前のA&J製スムースニットの殆どがファスナーが狭くてかなり入れづらい…というか、殆ど入れられません。無理して入れようとするとファスナーを壊す可能性があるので注意が必要です。(最近のスムースニット及びツーウェイトリコットカバーではファスナー幅が改善されていて入れやすくなっているので殆ど問題にならないと思いますが、少し前(2008前半以前)のカバーは注意が必要です。)

※何れの場合も中綿が多すぎる点が問題となってるので、本体にファスナーが付いてるのを利用して自分で中綿を少し抜いて調節すれば幾分使いやすくできるかもしれません。

総括(?)・入手性他
問題点を差し引いてもこの価格でこの品質ならばかなり良品と思います。また、入手性についても今後多くのショップで取り扱われるようになればかなり楽に手に入れることが可能でしょう。
(アマゾン直販になれば送料も無料となり、入手性もかなり向上すると思います。更に割引されれば尚良しw)

※尚、10/22現在この抱き枕本体はA&J直販ではある程度在庫があるようで、入金確認後即日発送されるようです。

補足・使用感 (10/26追記)
数日使用してみた感じとして、中綿が詰まってる分かなりしっかり抱きかかえても形が殆ど崩れないのでかなり良いです。少し張りはあるが弾力があってかなりもみ応えがあります。
P80製ドリピふにやふにプニのようにふんわり沈み込むような感じにはなりませんが、適度な弾力があって良いです。また、まちキャラ製プレミアムと比べても柔軟性が高く重量もほどほどなのでかなり良いです。
尚、伸縮性のないカバー(サテンやスエードなど)の場合だとこの詰まり具合と伸縮性が逆に仇となってカバーを壊す可能性があるので要注意です。
やはりオススメできるカバーはスムースニット、ツーウェイトリコット、ナイロンスパンテック等の伸縮性のある生地で、サイズも出来きるだけ本体サイズ(160×50cm)にぴったりな方が良いです。

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